仮想通貨の世界では、エアドロップという形で無料で仮想通貨が配布されることがあります。
無料で貰えるものなので、税金はかからないと思っている方もいるかもしれません。
しかし、実はエアドロップで受け取った仮想通貨にも税金がかかる場合があります。
この記事では、エアドロップとは何か、エアドロップで受け取った仮想通貨に税金がかかるのか、税金の計算方法などを詳しく解説していきます。
エアドロップとは
エアドロップとは、新規の仮想通貨プロジェクトが、そのプロジェクトの認知度を高めたり、コミュニティを拡大したりするために、無料で仮想通貨を配布するキャンペーンのことです。
代表的なエアドロップの例としては、以下の3つが挙げられます。
Uniswap (UNI)
Uniswapは、Ethereum上で動作する分散型取引所(DEX)であり、そのガバナンストークンがUNIです。
2020年9月、Uniswapは初めてのエアドロップとして、過去にUniswapで取引を行った全てのユーザーに400 UNIを配布しました。これにより、ガバナンスに参加する権利がユーザーに与えられ、Uniswapのコミュニティが強化されました。このエアドロップは、DeFi(分散型金融)コミュニティで大きな話題となり、他のプロジェクトにも影響を与えました。
Symbol (XYM)
Symbolは、NEM(New Economy Movement)ブロックチェーンの次世代プラットフォームであり、そのネイティブトークンがXYMです。
2021年3月、NEMのスナップショットを基に、保有者に対して1:1の割合でSymbolトークン(XYM)が配布されました。これにより、NEMの既存のコミュニティが新しいブロックチェーンプロジェクトであるSymbolに移行しやすくなり、Symbolの普及が促進されました。
APENFT (NFT)
APENFTは、ブロックチェーン技術を用いて芸術作品をトークン化するプロジェクトで、NFT(Non-Fungible Token)を中心としたエコシステムを提供しています。
APENFTは、TRONブロックチェーン上で活動する複数のプロジェクトと連携し、トークン保有者に対して定期的なエアドロップを行っています。2021年5月から始まり、APENFTトークン(NFT)は、TRON、BitTorrent(BTT)、およびJUST(JST)の保有者に配布されました。このエアドロップは、APENFTの認知度を高め、TRONエコシステム内でのNFTの利用を促進しました。
エアドロップで仮想通貨を貰った場合、税金はかかる?
結論から言うと、エアドロップで受け取った仮想通貨にも税金がかかる可能性があります。
詳しくは、貰った時点で時価があれば課税対象、時価がなければ非課税となります。
日本の税法では、経済的価値のあるものを取得した場合、その取得時点の時価をもとにして所得金額の計算を行うと定められています。
そのため、エアドロップで受け取った仮想通貨にも時価があり、その時価が所得として扱われる可能性があるのです。
エアドロップで貰った仮想通貨の税金を逃れる方法は、下の項で紹介しています。
エアドロップ以外で貰った仮想通貨に税金はかかる?
エアドロップ以外にも、ステーキング、マイニング、レンディングなど、様々な方法で仮想通貨を取得することができます。
これらの方法で取得した仮想通貨についても、エアドロップと同様に、取得した時点の時価が所得として扱われる可能性があります。
エアドロップ以外で貰った仮想通貨の税金を逃れる方法は、下の項で紹介しています。
貰った仮想通貨の税金をかからなくする方法
エアドロップや、エアドロップ以外で貰った仮想通貨の税金をかからなくする方法は存在します。
それは、CRS(共通報告基準)に不参加の国に資産を逃がすことです。
CRSとは、国同士で金融口座情報を自動交換する制度のことで、これに加入している国は、口座情報を自国の税務当局に報告する必要があります。
しかし、これに加入していないラオスなどの国に資産を送ることで、所得税を逃れることができます。
つまり、仮想通貨を貰ったり、仮想通貨取引所などで大きく利益が出た場合でも、その資産をラオスの銀行に移すことで、課税を免れることができるのです。
ラオスの大手銀行であるJDB銀行の口座開設方法については以下の記事で解説しています。
オンラインのみで口座開設が可能です。
エアドロップなどで仮想通貨をもらった場合の損益の計算方法
エアドロップなどで仮想通貨を取得した場合、損益の計算は以下の手順で行います。
- 取得時の時価の算定: 取得した仮想通貨の、取得時点での時価を算出します。
- 売却時または交換時の時価の算定: 取得した仮想通貨を売却または他の仮想通貨と交換した際の、その時点での時価を算出します。
- 損益の計算: 取得時の時価と売却時または交換時の時価を比較し、損益を計算します。
エアドロップで貰った仮想通貨の税金についてのよくある質問
ここからは、エアドロップで貰った仮想通貨の税金についてのよくある質問に回答していきます。
エアドロップで貰った仮想通貨は雑所得になりますか?
はい、エアドロップであっても受け取った仮想通貨は、税務上、雑所得として取り扱われます。
ただし上で説明した通り、その仮想通貨に時価がある場合に限ります。
エアドロップで受け取ったNFTは税金の対象になりますか?
はい、エアドロップで受け取ったNFTも、一時所得もしくは雑所得となり、税金の対象となります。
仮想通貨は持っているだけで税金がかかりますか?
仮想通貨は保有しているだけでは税金がかかりませんが、売買や交換をしたり、無償で受け取ったりした場合は税金がかかります。
仮想通貨の税金を逃れる方法はありますか?
はい、あります。CRS(共通報告基準)に不参加の国に資産を逃がすことで、所得税を逃れられる可能性があります。
例えば、CRSに不参加のラオスやカンボジアで銀行口座を開設し、その口座に仮想通貨を送金しておくことで税金を逃れられる可能性が高くなります。
【ラオスJDB銀行口座開設サポート】金利や口座開設方法を徹底解説エアドロップで仮想通貨を貰った場合の税金まとめ
エアドロップで受け取った仮想通貨にも、時価がある場合は所得として扱われ、税金がかかる可能性があります。
また、エアドロップ以外の方法で取得した仮想通貨についても、同様の税務処理が適用されます。
もし貰った仮想通貨の税金をかからなくしたい、税金を逃れたいと考えている方は、ラオスJDB銀行で口座を開設し、資産を送ることをおすすめします。
JDB銀行は、金利6%を誇るラオス国内最大手銀行です。
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注意:
- 仮想通貨に関する税制は複雑であり、常に変更される可能性があります。
- 税務に関することについては、税理士など専門家にご相談することをおすすめします。
免責事項:
この記事は、一般的な情報提供を目的として作成されたものであり、税務アドバイスを目的とするものではありません。
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